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「家」の「庭」を考える

限界集落 飛騨匠の挑戦 ~“巣づくり”の鼓動 -10 ~

巣づくり”の鼓動 -10|「家」の「庭」を考える飛騨にも冬の気配が訪れた。里山の美しい自然と民家の微妙なコントラストがなんともいえない。訪れる人々に感動を与えている。
 
さて、前篇コラムに続き「家」という本づくりでの話題をもう1例紹介したい。それは、飛騨の匠にとっては、欠かせない存在である佐橋造園代表の佐橋克伯(さはしよしのり)氏である。彼は、愛知県犬山市を中心に近年全国に向けて活躍している3代目の庭師である。私が今まで出会ってきた庭師の中でもピカイチの腕と発想力、柔軟さの持ち主である。
 
彼は、茶道や生け花、居合道という多くの道を嗜(たしな)んでいる。そういったバランス感覚が多くのインスピレーションを引き出すのであろう。
 
彼がよくいう言葉がある。「家庭」という文字は「家」と「庭」から成り立っている。庭とはそれだけ日本人にとって特別なものだろう。彼が庭の相談を受ける際によく聞く言葉がある。雑草が生えてきて困る、虫が来るのが嫌、落ち葉の清掃が面倒、大きくならない木がほしい、手入れが大変な植物は面倒、など・・・。
 
私たちは豊かな木曽三川の恩恵を受けて暮らしている。それは昔から変わらない。自然と共に生き、自然の恵みを受けて暮らしてきた。結果、物質的には十分すぎるほど満たされ、多くの人が何不自由のない生活を送れるようになった。だけど、大切なものを忘れてしまっているような気がする。
 
それは、人も自然の一部だということと、自然と共に生き、そして生かされているということだ。雑草も木や虫も鳥も全てに役割があり、生態系のバランスを保っている。人口の都市部集中にともない、このことを大人も子供も忘れ去ってしまっている。だからこそ、どんなに小さくてもいい、たとえ一本の木だけもいい、小さな花一つでもいい、緑を育てることで得られる喜び、豊かさを味わい毎日触れ合うことが必要ではないか。満足できる家と庭があれば、家で過ごす時間が楽しくなり、家族で庭の手入れや掃除をしていたらご近所さんとも顔を合わせる機会が増え、互いに仲良くなれば、庭木の落ち葉も気にならなくなるかも。そんなつながりを持てれば、庭が結ぶ地域のコミュニティができていくだろうと熱く語る佐橋氏だった。
 
彼がプロデュースしたカフェと庭の写真を紹介する。本づくりの取材もいよいよ大詰めを迎えている。

CAFE SUKKO|カフェ スッコ

 
CAFE SUKKO|カフェ スッコ
愛知県丹羽郡大口町小口字下山伏15-9|TEL : 0587-95-2269
WEBSITE|http://sukko.jp

 
(木曽三川プロジェクト・巣づくりの会世話人 吉田和弘)

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