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「おかげさま」忘れず

限界集落 飛騨匠の挑戦 ~“巣づくり”の鼓動 -12 ~

巣づくり”の鼓動 -12|「おかげさま」忘れず連載をスタートしてはや1年。匠たちのふるさと飛騨はもうすっかり銀色の冬景色だ。この光景は1年前となんら変わりはない。しかし、この1年、アステールの菅沼忠明氏が率いる飛騨の匠たちの活動は着実に、そして確実に多くの人たちの共感を得、都会に根を下ろそうとしている。
 
昨年12月には、「SLOWHOUSE(スローハウス)〜暮らしを楽しむ家づくり〜」(サブタイトル/森をつなぎ、人をつなぐ)という本を出版することができた。なお、多くのスポンサーのおかげで、なんとテレビCMまで打つことができた。私が、彼らにいつも言うのは「今こうして仕事ができるのは、君たちだけの力だけではない。君たちの活動を支援して下さる施主、君たちと一緒に頑張ってくれる協力業者に絶えずおかげさまという感謝の気持ちを忘れてはならない」と。
 
匠たちのふるさと岐阜県は山紫水明の地であり、日本でも有数な銘木の産地。飛騨の匠を生み出した原点はこのような岐阜にある。
 
今や、インターネットや格安航空券の普及により、グローバル化は必然の世の中になり、世界は1つという時代になった。この本に記事を投稿して下さった岐阜大学教授纐纈守先生は、グローバル化とは国際交流、国際相互の理解の場であり、そのためには自分たちのふるさと、つまり足元を見つめ、自分自身の文化と伝統を理解しないと説明ができず、自分たちの立ち位置が掌握できないと指摘。私も同じ気持で、グローバル化が進む時代だからこそ、匠たちの活動に意味があるのだと思う。
 
ちなみにこの本の紹介をさせて頂くと、岐阜県産材を使ったアイデア満載のモデルハウスをアイチケンニ建てた話、木曽川の流域に育つ草木を利用した新たな庭づくり、木材の低価格化が進む中、間伐材を有効利用し付加価値を付けた床暖房対応型のフローリングの話などが特集されている。
 
私がこのコラムで匠たちの活動を通じて述べたかったことは、下流に暮らす者の繁栄は上流に住む人たちの恩恵によるものだと感謝の気持ちを持つことが大切だということ。これが本来日本人の持つ「おかげさま」と「おもてなし」の2つのキーワードであり、何よりも大切だということを述べさせて頂き、この連載の最終記事とする。このコラムについていろいろと叱咤激励を頂いた皆さま方に感謝を申し上げます。

(木曽三川プロジェクト・巣づくりの会世話人 吉田和弘)

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SLOWHOUSE

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暮らしを楽しむ家づくり
定価(本体880円+税)

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