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敷地は、名古屋駅から20分ほど歩き、国道から一筋中に入り込んだところ。準工業地域であるため、周辺は高い建物、低い建物、古いもの新しいものが混在、密集し雑多な街並みを形成。いまだ古い町並みが点在しています。

北側道路以外3方は、隣接建物が迫り。さらに、東側と南側の建物は3階建てであり今回建築する2階建ての家には、不利な条件ばかりでした。
敷地は26坪と小さく、南側を空けて採光・通風を得るのは難しい。そのためリビングを2階の北側に配置。そして、採光・通風を考え「内部のような外部」である吹抜けを北東の角に設け。この外部吹抜けは1階のフリースペースと繋がり1階へ光と風を導いてくれます。また、吹抜けに向ってリビングに、大きな窓を設けることで、リビングは実際の空間以上に広がりを感じます。外壁に使った、白いガルバリウム鋼板が光を反射させ、室内に沢山の光が集まります。北側であるとは思えないほど明るい空間となりました。

この敷地いっぱいに建てられた箱型の白い小さな家には、駐車スペースを通じ玄関へと人を招く。この上部は外部吹抜けとなっており、そこに一部バルコニーテラスを設けました。道路側のアルミルーバーは風の流れを遮ることなく外からの視線を和らげることを意図しています。街に対してプライバシーを守りつつ開放的にすることができました。

工事中は、近所のおじいちゃんやおばあちゃんが現場を興味深く見に来ていました。そして、「30年前には、この辺りには何もなく、地方から来た人がぽつぽつ家を建てていた。子供達は、出て行き、年寄りだけが残ってしまったよ。」という話をしてくれました。この建物は、1階にオープンな駐車スペースがあることにより街に対して閉鎖的でなく開いた印象を与えます。フリースペースと吹抜けそしてテラスが内部と外部を、家と街を緩やかに繋げています。
この周辺は、街灯が少なく、夜はとても暗い。リビングの大きな窓に設けた白いブラインドを照明の光が透過して、まるで大きな行灯のように、優しい灯りを歩道に落とします。歩道を歩く若いカップルがその灯りを眺めながら歩いていました。この住宅をきっかけに、若い世代の人達がこの地域に帰って来てくれればと思います。

設計者 H建築スタジオ 蛭川昭彦
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